塗装のカラーの選び方と失敗しないコツ

塗装のカラーの選び方と失敗しないコツ

建物の塗装のカラー選びで失敗しない為には、まず周辺の建物などを観察して、希望する色の傾向を明確にすることが大事ではないでしょうか。その上で何色組み合わせるか、どのような配色にするかを詰めていくのが良いと思われます。基本的に色鮮やかなカラーは経年で退色しやすく、年数が経過すると実際よりも古く見える傾向があります。鮮やかさと耐久性の両立を希望するのであれば、いわゆる無機顔料の中から好みで選ぶのが正解です。意外かもしれませんが、汚れは白黒のようにハッキリしている傾向よりも、グレーやクリームといった傾向の方が目立ちにくいです。これは汚れがそのような色を中心としているからで、塗装と同化しやすく結果として目立たないわけです。塗装にはもう1つ艶という要素があるので、光沢感も比較検討して選ぶことをおすすめします。このように検討する要素が多くて大変ですが、候補を比較したり絞り込んでいくことで、建物に合った最適解が見つかるのではないでしょうか。

築年数が長い建物の塗装は塗り替えが必要になる

築年数の長い、古い建物の塗装の劣化が気になる人は多いのではないでしょうか。紫外線や雨などに常にさらされる建物の外壁や屋根などの塗装の寿命は、立地によっても異なりますが10年程度といわれている場合が多いです。もし既に劣化してしまっている塗装を放置してしまうと、建物の内部に雨水が侵入し建物を弱めてしまうことが考えられます。築年数の長い建物を塗り直ししていないという場合には、今一度チェックしてみることをお勧めします。塗装し直すと、古い建物が美しくなりますし建物を保護できるでしょう。塗料の種類によっても、耐用年数は異なっているのが特徴です。アクリル系の塗料は安く施工出来る可能性がありますが耐用年数は8年程と、耐久性が低いという注意点があります。それだけ早く塗り替えが必要になるというわけです。アクリルよりもウレタンやシリコンの塗料の方が、施工費用は高くなります。しかし長持ちしますので頻度は少なくて済みます。